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​​M-CR612新製品発表会レポート

 

 

2019年3月25日に、マランツのネットワークCDレシーバーM-CR612が発表されました。
圧倒的な人気を誇るマランツのオールイン・ワン・ミュージックシステムがどう進化したのか、
今回のマランツブログは、その記者発表会での様子をレポートします。

 

M-CRシリーズは2008年発売の「M-CR502」以来、高い評価を得てきたコンパクトなオーディオシステムです。現行製品である「M-CR611」は2016年の5月以降、30ヶ月連続で市場シェア1位※を獲得するほどの人気を誇っています。(※GFK データ プリメインアンプ/レシーバーカテゴリー・横幅30cm以下)。そして約3年ぶりに登場するM-CR612は、シリーズ5世代目となるモデルです。

ネットワークCDレシーバー
M-CR612
希望小売価格: 70,000円(税抜価格)


M-CR612の主な特長は

  • HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワークオーディオ機能
  • DSD &ハイレゾファイル再生対応(ネットワーク/USBメモリー)
  • フルバランス・デジタルパワーアンプ
  • パラレルBTL機能が追加された4chスピーカー出力
  • ユーザーフレンドリーなインターフェース
  • プレミアムデザイン

となっています。詳細はM-CR612製品ページ​をごらんください。

 

音楽を愛する人のための、いちばん小さなマランツシステム

 

M-CR612の新製品発表会は、川崎本社で開催されました。プレゼンテーションの後に試聴室でのサウンドデモも行われるため、参加人数を絞り複数回に分けての記者発表となりました。


プレゼンテーションは、マランツブログでもお馴染みの国内営業本部 マーケティング担当 高山健一が行いました。

↑国内営業本部 マーケティング担当 高山健一


M-CR612のコンセプトは、「音楽を愛する人のための、いちばん小さなマランツシステム」。市場にはもっとコンパクトなミニコンポもありますが、妥協のないマランツサウンドを実現できる最小のサイズが、このM-CR612のサイズであるということが強調されました。

↑プレス発表時の資料より


M-CRシリーズのコンセプトは

  • Hi-Fiクオリティの追求「Sound Performance」
  • あらゆる音楽コンテンツの再生「Wide Functionality」
  • コンパクトで上質な佇まい「Premium Compact」

の3つ。M-CR612はこれらのポイントをそれぞれ丹念にアップグレードしたモデルである、というところからプレゼンテーションが始まりました。

 

注目を集めた新機能「パラレルBTLモード」

 

サウンドパフォーマンスの向上については、マランツのサウンドマネージャー尾形好宣が登壇し、具体的に詳細を説明しました。特にサウンドパフォーマンスの面では新機能であるパラレルBTLモードと、Class-Dアンプの高音質実装技術が投入されていることが重点的にプレゼンテーションされました。

↑GPD エンジニアリング マランツ サウンドマネージャー尾形好宣

 

M-CRシリーズは従来からミニコンポでは珍しい機能として4chのアンプを搭載し、バイアンプ駆動が行える仕様を実現していました。バイアンプ駆動とはスピーカーの低音用ユニットと高音用ユニットを別のアンプで駆動することです。低音と高音のアンプを分けることで音がクリアになり、解像度が高くなって低域が引き締まる、といった効果が得られます。バイアンプは4chのアンプを必要とするためコスト面では不利となりますが、これをあえて搭載することで高音質化を実現したのがM-CRシリーズです。

↑プレス発表時の資料より。左側がバイアンプ接続の説明図。

 

ただしバイアンプは、どのスピーカーでもできるわけではなく、2組(低域用、高域用)の入力端子が装備されているバイワイヤリング対応スピーカーが必要です。

↑今回の試聴で使用したB&W 707 S2の背面。高域用、低域用それぞれの端子を装備している。

 

そのためバイワイヤリングに対応していないスピーカーを接続する場合は、4chのアンプのうち、2chのアンプしか使用していない状況でした。(下図左)。そこで今回はパラレルBTLモードという新機能を搭載しました。M-CR612は標準の状態でも1chに2つのアンプを用いるBTL方式を採用しています。パラレルBTLでは2ch(合計4つ)のアンプを使って1つのスピーカーを駆動し、シングルワイヤリングでも搭載している全てのアンプを有効に使うことができるようになりました。

↑プレス発表時の資料より。BTL(通常)時にはBのアンプは使用されない。パラレルBTLではAとB両方のアンプを使って駆動することができる。

 

↑パラレルBTLモード設定時の表示

 

HEOS機能の搭載により、多彩な音楽コンテンツに対応

 

また、広がり続ける音楽ソース、コンテンツの増加に対応したのも、大きなポイントです。たとえば2008年発売のM-CR502が対応していたのはCD、チューナー、USBメモリーだけでした。そして先代のM-CR611になると、こうなります。

↑プレス発表時の資料より。先代のM-CR611が対応していた音楽コンテンツ。

 

CD、チューナー、USBに加えてWi-Fi、Bluetooth、Spotify、AirPlay、インターネットラジオ、そしてNASとかなり広がっています。そして今回のM-CR612が対応したコンテンツが以下となります。

↑プレス発表時の資料より。M-CR612が対応するコンテンツ。

 

M-CR612は、新たにHEOSテクノロジーを搭載することにより、Amazon MusicやAWA、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスに対応。HEOS機能のセットアップと操作はスマホやタブレットのHEOSアプリで快適に行えます。また「HEOS 1」、「HEOS 3」などのHEOSスピーカーをシステムに追加すればワイヤレス・マルチルーム環境も構築でき、離れた部屋でも音楽再生が行えます。
M-CR612でAmazon Music、AWA、Spotifyをお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です。

またデザイン面でも、コンパクトで上質な佇まいをさらに磨き上げており、様々なライフスタイルにフィットする美しいデザインを実現しました。

↑記者発表会場にB&W 707S2 Bとの組み合わせで展示されたM-CR612のブラックモデル。

 

↑記者発表会場にDALI OBERON1との組み合わせで展示されたM-CR612のシルバーゴールドモデル 

 

バイアンプ、パラレルBTLモードを試聴

 

主な特長についてのプレゼンテーションの後は、マランツの試聴室に移動して実際に試聴となりました。最初の試聴は、現行モデルのM-CR611をリファレンススピーカーの一つである802 D3で試聴。ベーシックなサウンドパフォーマンスがどのくらい向上したかを試聴しました。

「音の静寂な部分も聴いてほしい」と尾形がコメントして試聴を開始

 

そして次にスピーカーをバイワイヤリング対応のB&W 707 S2に交換し、バイワイヤリング(バイアンプ)とシングルワイヤリング(標準)での音の差を確認します。

 

 

音の違いは一聴して分かるほど。高音、低音ともにクリアで、引き締まったサウンドが再生されました。

そして最後に、シングルワイヤリングのスピーカーとしてDALIのOBERON1につなぎ替え、パラレルBTLと標準との音の差を試聴します。

 

 

先ほどのバイアンプと同様に、標準との差は歴然。記者の方々からも驚きの声が漏れるほどで、再生モードとしてはこちらのモードをデフォルトにするべきでは、という声も出るほど好評でした。

 

 

発表会終了後は、Photoセッション。その間にも絶え間なく質問が寄せられました。


 

ふだんは目にすることがない、新製品発表会のレポートはいかがだったでしょうか。オーディオ市場で高い人気を誇っているM-CRシリーズの後継機ということでメディアの方々の関心度も高かったようです。当日ご参加いただいた記者の方による記事が様々なメディアに掲載されていますので、ぜひご覧ください。また4月下旬に発売した折りには、M-CR612の実機も、ぜひ店頭でお確かめください。

 

2019年4月3日

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