3Dサラウンドフォーマット、「Dolby Atmos」、「DTS:X」に対応
オブジェクトベースのサラウンドフォーマットに対応。[ 5.1.2 ch ]構成、5通りのスピーカー配置が可能
7chフルディスクリート・パワーアンプ
実用最大出力100W、4Ωスピーカーにも対応
D/Aコンバーター、プリアンプ回路を一新
最新DAC「AK4458VN」を採用。新開発のボリュームIC&セレクターICを採用。
4K Ultra HD / HDCP 2.2 / HDRに対応
HDMI 8入力/1出力。HDR10、Dolby Vision、Hybrid Log-Gammaのパススルーに対応
HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワーク機能
ストリーミングサービス(AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、ハイレゾファイル再生に対応
Amazon Alexaでの音声コントロールに対応
Amazon EchoやEcho DotなどのAlexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応
Wi-Fi、AirPlay 2、Bluetooth®対応
ワイヤレスで手軽にミュージックストリーミング。2.4 / 5 GHz デュアルバンドWi-Fi対応
使いやすさを徹底的に追求したインターフェース
セットアップアシスタント、日本語対応GUI、接続しやすいスピーカーターミナル
その他の機能

NR1608は3Dサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応。Dolby Atmosは、チャンネルベースのサウンドトラックの上に制作者が自在に配置し、縦横無尽に動かすことができる独立した音響要素「オブジェクト」を重ね合わせることにより、これまでにないリアルな音響体験を実現。さらに、サラウンドスピーカーに加えてオーバーヘッドスピーカーを使用するため、実際の世界と同じように頭上からの音を再現することができます。頭上も含む全方位に展開する自然な音響空間に包み込まれることにより、リスナーはあたかも映画の世界に入り込んだような感覚を得ることができます。また、従来のDolby Atmos非対応コンテンツを視聴するときにもDolby Surroundのアップミックス機能により、オーバーヘッドスピーカーを使用した再生が可能です。
NR1608は[ 5.1.2 ch ]構成、5通りのスピーカー配置に対応しています。フロントハイト、トップフロント、トップミドル、フロントドルビーイネーブルド、リアドルビーイネーブルドのいずれかをオーバーヘッドスピーカーとして使用することができます。ドルビーイネーブルドスピーカーについては、Audyssey MultEQによる自動補正に加え、天井までの高さを設定することでさらに補正の精度高めることができます。

DTSによる最新のオブジェクトベース・サラウンドフォーマット「DTS:X」にも対応しています。DTS:Xは、従来のチャンネルベース方式のサラウンドサウンドに対し、音像の移動感を表現するオブジェクト信号を付加したサラウンドフォーマットです。オブジェクト信号に記録されている音声情報と3次元の位置情報を再生環境に合わせてリアルタイムに演算して出力する為、どのような再生環境でも最適化された豊かで臨場感あふれるサウンドを楽しむことができます。また、既存のオブジェクトオーディオを含まないオーディオ信号については「Neural:X」により、スピーカーの構成に応じて最適なアップミックスを行います。

DTS Virtual:Xは、ハイトスピーカーやリアスピーカーを設置していないステレオ、5.1ch、7.1chなどの環境においても高さ方向も含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にする新しいバーチャル3Dサラウンドテクノロジーです。DTS Virtual:X は、DTS:Xのような3Dサラウンドフォーマットはもちろん、ステレオや5.1ch信号に対しても適用することができるため、既存のコンテンツをイマーシブオーディオ化することが可能です。
高さ105mmのスリムなボディに実用最大出力100W(6 Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)のフルディスクリート・パワーアンプを搭載。サラウンドバックを含む全7チャンネルを同一構成、同一クオリティとしています。さらに、チャンネル間の温度差に起因する特性のばらつきを抑えるために、パワーアンプをヒートシンクに一列にマウントするインライン配置を採用し、つながりの良いサラウンド再生を実現しました。
ディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、Hi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを行うことができます。NR1608の開発においては、新たに採用されたD/Aコンバーターや一新されたプリアンプ回路とのマッチングを図るために使用パーツ、定数を見直しました。
接続するスピーカーのインピーダンスは最低4 Ωまで対応。サラウンドバックおよびオーバーヘッドスピーカーを使用しない場合には、フロントスピーカーをバイアンプ接続して高音質化する、または2 組のフロントスピーカーを切り替えて使用することができます。
従来は出力セレクターおよびボリュームが1チップに統合されたデバイスを使用していましたが、NR1608にはJRC(新日本無線株式会社)との共同開発による高性能ボリュームICと信号セレクター回路を新たに採用し、信号経路を最適化しました。聴感上のS/Nを改善し、抜けの良いサウンドを実現しました。
上位モデル「SR7010」でも採用実績のある旭化成エレクトロニクス製 32bit / 8ch D/Aコンバーター 「AK4458VN」を新たに採用。従来のD/Aコンバーターに比べS/Nと分解能に優れており、よりきめ細かなサウンドを実現しました。
32bitフローティングポイントQuad Core DSP
Dolby Atmosをはじめとするサラウンド音声信号のレンダリングやデコーディング、音場補正など負荷の大きな処理を同時に行い、高音質を実現するためには非常に高い処理能力が求められます。NR1608は、最新のQuad Core DSPを採用。高度な処理能力によって音源の持つクオリティを余さず引き出します。
DSPやネットワーク、USBなどのデジタル回路への電源供給には専用のトランスを使用し、アナログ回路との相互干渉を排除しています。また、デジタル電源回路の動作周波数を通常の約2倍に高速化してスイッチングノイズを再生音に影響の及ばない可聴帯域外へシフトしています。
シールドにより回路間のノイズの飛び込みを抑え、電源ラインに流入するノイズはデカップリングコンデンサーを用いて除去しています。挿入するコンデンサーの種類や定数はサウンドマネージャーによる試聴を繰り返し最適なものを選定。さらには基板やシャーシを固定するビスやワッヤーの種類を使用する箇所に応じて変更するなど、これまでに積み重ねてきた様々なノウハウを用いて音質をまとめ上げています。
すべてのチャンネルにスピーカーケーブルを確実に締め付けることができるスクリュー式のスピーカー端子を採用。バナナプラグにも対応しています。リアパネルの表示と同色のケーブルラベル(付属)をスピーカーケーブルに貼り付ければ迷うことなく接続が行えます。
2.2chプリアウトを装備。フロントスピーカー用に外部パワーアンプを追加して音質を向上することができます。また、サブウーファーを2台接続してLFEを強化することもできます。
専用マイクによるオートセットアップ機能「Audyssey MultEQ」を搭載。最大6ポイントでの測定結果をもとに、スピーカーの距離、レベル、およびサブウーファーのクロスオーバー周波数を最適な状態に自動設定します。さらに、接続されたスピーカーとリスニングルームの音響特性を測定し、時間軸と周波数特性の両方を補正することで、ルームアコースティックを最適化。かんたんな操作でクリアな定位、シームレスで流れるようなサラウンド効果を楽しむことができます。また、セットアップマイクを取り付けるためのマイクスタンドを付属。マイクの高さを座ったときの耳の高さに合わせて調整することで、より精度の高いスピーカーのセットアップが可能です。
Audyssey MultEQ Editor app
「Audyssey MultEQ Editor」アプリには、AVレシーバー単体では設定できない詳細な調整項目が用意されているため、部屋に起因する音響的な問題に対してさらに精密なカスタマイズが可能になり、個々のユーザーの好みも反映した理想的なサウンドを実現することができます。インストーラーやホームシアターのエキスパートがこのアプリを使うことによってAudyssey MultEQの能力を最大限に引き出すことができます。
主な機能
- スピーカー検出結果の表示と編集(スピーカータイプ、距離、レベル)
- Audyssey MultEQによるルーム補正前後の周波数特性の比較(チャンネルごと)
- Audyssey MultEQターゲットカーブの編集(チャンネル・ペアごと)
- Audyssey MultEQ適用周波数の設定(チャンネル・ペアごと)
- 高域周波数ロールオフ特性の設定(2種類)
- 中音域の補正のオン/オフ(明るいサウンド、スムーズなサウンドを切り替え、チャンネル・ペアごと)
- 補正・編集結果の保存と、保存した結果の読み込み

販売価格:2,400円(税込)
*販売価格は、為替レートの変動により
変更されることがあります。

8入力/1出力すべてのHDMI端子がHDCP 2.2に対応
HDMI端子は入力8系統(フロント1系統を含む)、出力1系統を装備。すべてのHDMI端子がデジタル映像コンテンツの著作権保護技術「HDCP 2.2」に対応しています。
本機がスタンバイ状態のときでも、HDMI入力信号をテレビに出力することができます。また本機がスタンバイ状態のときでもリモコンの入力ソース選択ボタンで本機の入力ソースを切り替えることができます。
4K Ultra HD / 60pビデオパススルーに対応
HDMI入力は、毎秒最大60フレームの4K映像信号に対応。4K / 60p入力に対応したテレビと接続することで、4K映像の高精細かつスムーズな映像を楽しめます。さらに、[ 4K / 60p / 4:4:4 / 24bit ]や[ 4K / 60p / 4:2:0 / 30bit ]、[ 4K / 60p / 4:2:2 / 36bit ]などの映像フォーマットに対応し、色情報の密度と階調性のなめらかさを両立した映像表現を可能にしました。さらに、従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」のパススルーにも対応しています。
HDR10 / Dolby Vision / HLG対応
NR1608は、映像のダイナミックレンジを拡張する新技術「HDR(High Dynamic Range)」映像信号のパススルーに対応しています。「UltraHD Blu-ray」に採用されているHDR10に加え、Dolby Vision、HLG※(Hybrid Log-Gamma)にも対応するため、パッケージメディア、ストリーミング、放送など様々なソースでHDR映像を楽しむことができます。
※ ファームウェアアップデートにより対応予定
SD / HD規格の映像信号を、4K(3,840 × 2,160ピクセル信号にアップスケーリングして、4K解像度(4K / 30p)で楽しむことができます。また、コンポーネントビデオ、コンポジットビデオ信号もビデオコンバージョン機能によりHDMI端子から出力することができます。
※ コンポーネントビデオ信号は、480iおよび576i信号のみがHDMI信号に変換されます。

ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーを搭載することでネットワーク機能を大幅に強化。セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth
®機器など、多彩な音源を再生することができます。さらに同一のネットワークに接続した他のHEOSデバイスにNR1608で再生中の音楽を配信することもできます。
音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ対応
2019年9月17日にサービスが開始されたAmazon Music HDにもいち早く対応しています。6,500万以上のHD楽曲(CDと同等の44.1 kHz / 16 bit)と数百万曲のUltra HD楽曲(48 kHz / 24 bit~192 kHz / 24 bit)をHEOSアプリで検索してストリーミング再生することができます。
Amazon Music HDのサービスについては
こちらをご覧ください。
※ サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
Amazon Alexaでの音声コントロールに対応
HEOSは、2018年10月にAmazon EchoやEcho DotなどのAlexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応しました。Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。HEOSデバイスを音声で操作するには「HEOS Entertainment」スキルをAndroid / iOSデバイスのAlexaアプリ上で有効にする必要があります。Alexaの設定や詳しい使い方については
こちらをご覧ください。
※ Alexa搭載デバイスの購入は
こちら。
※ Amazon Musicの楽曲をお楽しみいただくには、Amazon Prime MusicまたはAmazon Music Unlimitedへの登録(有料)が必要です。
ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。

※クリッすると拡大できます
iOS 11.4で追加された新機能「AirPlay 2」に対応。Apple Musicの再生や複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生が可能です。また、操作を行ってから音声が再生されるまでの時間の短縮や動画コンテンツを再生した際の映像と音声との同期精度の向上など、従来のAirPlayよりも快適にコンテンツを楽しめるようにアップデートされています。さらに、Siriによるボイスコントロールも可能なため、Apple MusicやiPhoneのライブラリから声で選曲することができます。
※ Apple Musicの楽曲をお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です。
※ 製品のファームウェアおよびiOSを最新版にアップデートしてお使いください。
Bluetoothにも対応しているため、iOSデバイスやスマートフォン、タブレットなどの音声も手軽に高音質で楽しめます。
2.4 / 5 GHzデュアルバンドWi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n)対応
NR1608は、Wi-Fi(無線LAN)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、ネットワークオーディオ、インターネットラジオの再生やアプリでの操作が行えます。従来の2.4 GHz帯に加えて5 GHz帯にも対応し、より安定した通信が可能になりました。ルーターへの接続は、ボタンひとつでつながる「WPS」やiOSデバイス(iOS 7以降)からの設定にも対応。テレビ画面に表示されるガイダンスに沿って簡単な操作でネットワーク接続が行えます

FM/AMラジオチューナーを搭載しておりラジオも良い音で楽しめます。95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。また、最大で40の放送局をプリセット登録できます。
※ FM補完放送(ワイドFM)とは、AM放送局の放送区域において、難聴対策や災害対策のために、従来のFM放送用の周波数(76 MHz~90 MHz)に加えて、新たにFM放送用に割当てられた周波数(90 MHz~95 MHz)を用いて、AM番組を放送すること意味しています。
スマートフォン、タブレット用リモコンアプリ「Marantz 2016 AVR Remote」に対応。iPod touch / iPhone / iPad、Androidスマートフォン、タブレット、Kindle FireからNR1608の操作や設定が行えます。
テレビ画面に表示される操作ガイドに沿って、誰でもかんたんに接続と初期設定ができるセットアップアシスタント機能を搭載。スピーカーの接続と設定、ネットワークの接続、入力機器の接続までを画像とテキストで初心者にも解りやすくガイドします。
HDMI映像にオーバーレイ表示可能な日本語対応GUI。ボリュームや入力ソース、サウンドモードなどを再生中の映像に重ねて表示するため、テレビ画面から視線をそらすことなく操作が可能です。セットアップ画面もオーバーレイ表示されるため、再生中のコンテンツを見ながらステータスの確認や設定を行うことができます。
※ 視聴している映像信号が、SD、HD(1080p)の場合、セットアップメニューの画面表示(GUI)の背景には、視聴している映像が半透明でモニターへ映し出されます。視聴している映像信号が4Kの場合には、メニューや情報の画面表示(GUI)のみがモニターへ映し出されます。
リモコン上の4つのスマートセレクトボタンに使用中の入力ソース、音量レベル、サウンドモードの設定などを登録することができます。次に再生するときは、登録してあるスマートセレクトボタンを押すだけで、登録されているさまざまな設定を一度に切り替えることができます。よく使う設定をスマートセレクトボタンに登録させることで、常に同じ再生環境を簡単に呼び出して楽しめます。
メインルームと同じソース、または異なるソースを同時に楽しめるマルチゾーン機能を搭載。メインルームが5.1chシステムの場合はサラウンドバック用パワーアンプをゾーン2のスピーカーにアサインすることができます。また、ゾーンプリアウトに外部パワーアンプを接続して、ゾーン2のスピーカーを鳴らすことができます。
- ピュアダイレクト機能
- トーンコントロール(Bass ± 6dB、Treble ± 6dB)
- 小さな音は明瞭に、急に出る大きな音は小さく抑え深夜の視聴などに便利な「Audyssey Dynamic Volume」
- 小さな音量でも臨場感を損なわない「Audyssey Dynamic EQ」
- 圧縮音源を原音に近い状態に復元する「M-DAX2(Marantz Dynamic Audio eXpander 2 )搭載」
- 3D 映像伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応したHDMI端子
- HDMIコントロール(CEC)対応
- 10分から120分まで設定可能なスリープタイマー
- 着脱式電源ケーブル / オートスタンバイ機能
- 目的の項目が簡単に検索できるCD-ROM取扱説明書